花園メリーゴーランド あらすじ 感想
作者:柏木ハルコ
相浦基一(あいうらきいち)は旅に出る。
先祖代々から彼の家に伝わる刀を探すために。
刀の銘は「烏丸」(からすまる)と言う。
祖父が脳溢血で倒れたとき、寺の坊主が
この刀には祟りがあると言い、
お祓いするとかで持ち去ってしまった。
それで父の故郷の谷竹村(やたけむら)へと
向かうことにした。
ローカル線からバスに乗り換え何時間も
かかってやっと着けるところだ。
バスに乗っていたとき、不注意にも寝てしまった。
目覚めたとき、目的地の谷竹村は
とうに過ぎてしまっていた。
徒歩で戻ることにしたが
すぐに辺りは暗くなってきた。
こんな山の中で・・・・
そこに通りかかったバイクが一台。
若い女が運転して来た。
事情を話すと乗せてくれると言う。
しかも今日は自分の家に泊めてくれると。
そして着いたところが
柤ヶ沢(けびがさわ)だ。
ここは隠れ里だったという。
当時の領主が敵に攻められて落城したとき
逃げ場所として用意していたそうだ。
この集落は昭和の初めでは
他の地域のほとんど交流が無く
ひっそりと存在していた・・・
殿様はよく美人をさらって来て
この村に隠したから
今でも美人が多いと言われている。
この物語は相浦基一がこの村で過ごした
体験を語るものとなっている
村の特徴は、とにかく女性達が性にオープンなこと
村中の女達の頭の中はセックスで満ちている。
こんな女性達が基一に迫ってくる・・・・
奔放に描かれる性の世界
現代とは別の価値観の性
隠れ里に行ってみませんか。
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